ホームコンタクトレンズ視力とは?

視力とは?






(図1)





(図2)
 
 日常いわれている「視力」について考えてみましょう。


 貴方の視力はいくらですか?と質問されると、一般的には1.0とか1.2という返事が反ってきます。それでは視力1.0とはいったいどれだけ見えているのでしょうか。視力検査のときに、の形のように一部が欠けた黒い輪を見たことがあると思います。この輪はランドルト環と呼ばれ、外側の直径が7.5ミリ、太さ1.5ミリも、切れ目の幅1.5ミリのランドルト環を5メートル離れたところから判別できれば「視力1.0」となります(右図・図1)。


 もっとわかりやすく表現すると、「視力1.0」というのは1キロメートル先にある30センチの幅のものを見分ける能力のことをさします。視力は比例計算しますから、、「視力2.0」は2キロメートル先の幅30センチの指標を見分けられることになります(右図・図2)。


 しかし現代社会において、それほどの能力を発揮しければならない機会や場所などは、そう多くありません。普通に日常生活を送るうえで、両眼での視力が0.7〜0.8くらいあれば困ることはないとされています。自動車の運転免許証の条件をみても、定められた視力は0.7、このことは公的の機関でも保証されています。


 メガネやコンタクトを作るときや、オルソ・ケラトジーなどで視力の回復を目指す場合、普段どんな生活をしているかを考えて、自分に必要な視力の数値を決めるとよいでしょう。
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